先日、フォナック社より新製品が発表されましたのでご紹介いたします。
今年2月に発表となったベンチャーチップで、これまで RIC・耳掛けが先行で発売されましたが、今回、待望のオーダーメイドが11/2発売となりました。

これまでのクエストシリーズの補聴器と大きな違いは、演算処理がクエストシリーズの約2,7倍の5億5,200万回/秒(誰が数えたのでしょう^^;)その他のメモリーやトランジスタの数も飛躍的にアップしています。
要するに『これまでよりもプログラムの切り替え等がスムーズになり、音質が非常に良くなったということです。』その上、以前の補聴器より約30%消費電流が下がったのも見逃せないポイントです。
外観も、これまでのフェイスプレートを一新しマイクカバーやプログラムスイッチが改善されています。
詳しい製品情報・価格はフォナック社のホームページでご確認ください。
http://www.phonak.jp/products/virtov.html
これに加え、ベンチャーシリーズ対応のクロス補聴器も追加販売になりました。

7月に耳掛け型は発売されていたのですが、オーダータイプのものが加わりました。
一側性難聴の方のためには、非常に有効なシステムです。
こちらも興味のある方は、フォナック社のホームページでご確認ください。
http://www.phonak.jp/products/accessories/cros.html
メーカーさんのワークショップは、新しい情報を仕入れることも大事ですが、同業他社のオーナーさんや従業員の方たちと情報交換ができるのが楽しみで、今回も、たくさんの刺激を受けて帰ってきました。