今回は、なぜ、補聴器を装用するのかをお話しします。
一般的に個人差はありますが、年齢を重ねることで
少しずつ聴力は衰えていきます。
勘違いしやすいのは、難聴は耳(音)が全く聞こえない
のではなく、言葉の聞き取りが難しくなったり、
聞き返しが多くなることやテレビの音が大きく
なるなどの症状が出ること事です。

テレビなどはボリュームを上げれば解決できますし、
話も適当に聞き流してニコニコしていれば済む場合も
あります。
ただし、そういったことが続くことによるストレスや
社会参加が億劫になり結果、
孤独感・孤立感・苛立ちが発生し、日常生活を楽しめ
なくなります。特に難聴の高齢者によく見られます。
そういった要因を解消してくれるのが補聴器です。
補聴器を装用すると生活の質(QOL)が向上し、
装用者の安全と自立が向上します。
いずれにしても「使えば発達し、使わなければ衰退する」
という言葉がある通り、日常的に意識して補聴器を活用し
耳や脳を働かせることが大切だと言われています。
積極的に補聴器を装用しトレーニングをしておきたい
ですね。
元気が1番!